2015年7月30日木曜日

7月かけっこ練習会

昨年秋に立ち上げた"あまたんAC"では

"大人から子供まで気軽に本格的に楽しめる運動部”

というコンセプトのもと

原則として月1回”かけっこ練習会”というイベントを陸上競技場で開催しています。


練習風景は特に陸上競技をしていた人たちには

記憶の片隅に残る昔の日常の光景かもしれません。

しかし学生生活から長らく離れた今になって同じ事をすると、

何気ないメニューの一つ一つが懐かしさと混ざり合いながら非日常的な体験になり、

そこが面白いポイントだと思っています。


未経験の方々には全てが新鮮に感じられるのではないかな?と思います。

陸上競技場で走れる機会はなかなかないですからね。


今回は走り幅跳びや50m走をしてみました。

もちろん記録測定も有りです。

本格的に踏み切り板やスターティングブロックもピストルも使用しました。


陸上競技経験者も未経験者も大人も子供も皆一緒に

同じグランドで汗を流せるのがとても心地よいです。


今回は特に記録測定ということで、みんな真剣になってました。特に大人が。笑

なかなか大人になってから全速力で動くことはないですからね。



50m走や走り幅跳びの記録測定なんて大半の人は学生の時以来だと思いますし、

色んな意味で楽しんで貰えたようで良かったです。


はっきりと数字で結果が現れるのが陸上競技の魅力の一つです。


数字は嘘をつかないですから、

現状を受け止めて「運動を続けてみよう!」と思うきっかけになれば

何より嬉しいですね。


次回は秋頃に記録会をしてみたいと思いますので、「面白そうだな!」と思う方はどうぞ

お気軽にお越しください。


ちなみに今回は50m6"43
走り幅跳び5m09

が1位記録でした。


そして今回悔しい思いをした方!次回までに頑張っといて下さい!


2015年7月17日金曜日

施術のスタイルに関して

 どのような治療法でも自分自身のフィルターを通して行うので、自分のスタイルに合わせてアレンジする必要があると僕は考えています。

 いかに優秀な施術者から技術を学んでもそれを実際に行うのは自分自身です。知識や技術は様々な手段で学ぶことが出来ますが、そこに自分の経験、哲学、感性といったものを加えて自分なりに消化しないとただのモノマネで終わってしまうと感じています。もちろんそれだけで良い結果が出る事もあるでしょうが、施術者としての根本的な軸を自分なりにしっかりと確立した上で新たな事柄を学ばないと本当の意味で身につかないと思います。

 かつての自分自身がそうでしたが、特に経験も浅く自信がない時期には絶対的な施術方法を探し求めてしまうかもしれません。しかし残念ながらそのようなものは存在しません。もちろん解剖学、生理学、物理学など(どれも完成された学問ではありませんが…)を使って、理にかなったアプローチは必要だと思います。

 そうした普遍的な事柄を踏まえた上でそこに自分の色を加えることができて始めてスタートラインに立てるのではないかと思っています。

 中には感覚だけで処理できるセンスを持った人もいますが、僕は凡人なので色々と知識技術を学びつつ感覚を研いで15年ほどかけて数万症例を診ながら自分のスタイルを作り上げてきました。そして今も毎日変化しています。


 もちろん細かいところはクライアントさんの状態に合わせますが、根本的なところ、例えば「どのような身体の状態を目指すか?」「どのようにしてそこに到達するか?」といった問いに関しては、施術者それぞれの身体感が反映されて当然だと思っています。
施術に個性が強いと人それぞれ”合う合わない”は当然でてきますが、それはそれで良いのです。施術者との相性の良し悪しはあって当然です。

 優れた施術者は守備範囲も広いので、ある程度はどんな人でも合わせられると思いますが、根本的なところで考えが合わないとお互いに時間と労力の無駄に終わるだけです。

 色々なスタイルを経験してみて、その中からご自身にあった施術を受けられる事をお薦めします。



2015年7月9日木曜日

喘息疾患への手技療法

 昨年より喘息に対する手技治療に取り組んでいます。

 臨床経験上、喘息を罹患している方々の姿勢に共通性を感じていましたので、そこにアプローチすれば症状を緩和できるのではないかと思ったのがきっかけです。

 その旨をフランスの友人に話していたらヨーロッパで30年以上前から喘息に対する手技治療を研究している協会があると教えてくれたので、学びを深める為に昨年その協会の講習を受けライセンスを取得しました。


 その際に学んだ治療では姿勢の崩れによる気道への圧迫や自律神経の機能低下、神経の誤入力による咳反射等が症状の原因になりますので、これらの要因に対してアプローチを行います。




 さすがに深く研究されているだけあって、習得した手技を使い実際に施術してみたところ確実に効果が出ています。
 
 念の為、クライアントの方々には病院での診察も併用しながら施術を受けて頂きましたが、皆さん症状が改善し薬を飲まなくて良くなりました。

 しかしながらフォローアップは必要なので月に一回程度は施術を受けて頂くようにしています。


 ただし、日本人を対象として施術を行い、十分な効果を出すには色々と考える余地もまだあるとも感じています。

 臨床においては体型や生活環境の違いなども深く考慮しないといけないと思いますので、学んだ理論や技術を参考にしながら東洋医学的な要素等も組み込んで自分なりにアレンジを進めています。

 今後は更に効果が持続できるようにプログラムを洗練させていきたいと考えています。


 喘息を手技療法で治すという発想はあまり無いと思いますが、喘息に限らず一見Bodyworkと関係のない疾患であっても、身体の状態を整える事で症状が改善するケースは実は良くみられます。


 機能は構造に従います。

 なので身体の各部位のあるべきところにあるべきものが納まればそれぞれの器官がしっかり働いてくれます。

 そうした意味でBodyworkは幅広い可能性を秘めていますので、色々と探求していきたいと思っています。

 こうした取り組みが身体の悩みを抱える方々のお力になれれば幸いです。

2015年7月1日水曜日

全体を診る


体を診る際に

東洋医学的なアプローチでは全体の繋がりを
西洋医学的なアプローチでは部分を細かく

診る事が多いと言えると思います。


それぞれ得意分野が違うので、実際にはその時々で上手く使い分けることができれば理想的だと思いますが、一般に病院では西洋医学を使って治療しますので、全体を診るという視点があまり無いのではないかと感じています。この点を補えるのが東洋医学です。


東洋医学の診断は本来とても幅広いもので、体全体に留まらず時間や季節、場所などの要素までも含めて行います。

更に掘り下げていくと太陽や星の運行まで含んで考えます。

これらは現在では占星術や風水として独立した分野で扱われていますが、元々は占星術や医術の間に区別はありませんでした。


東洋伝統医学では”全体”という概念は自己の体のみで完結するものでなく、自然界を含めて考えます。その大きな世界の一部として体を位置付けますので、こうした外的要因を含めて考察することが正確な診断を行う為に必要不可欠となります。

このように様々な要素を幅広く含めてマクロの視点から”全体を診る”治療法のことを
”Holism(ホーリズム)”と呼びますが、この考え方には上述した自然環境の中における自分の体といった位置付けだけでなく、自分の生活環境全般、例えば友人や家族、職場の人たちとの関わりなど、といった事柄も盛り込まれます。


色々と西洋医学の処方を受けているにも関わらず、あまり症状が改善しない場合は少し視点を変えて"Holism"に基づく東洋医学的なアプローチを試してみるのも良いのではないかと思います。


しかしながら、このような考えに基づき診断、処方を受けても
「日々実際にできるのか?」という点はまた別の問題です。

診断、処方が理論上は正しくてもクライアントの現実の生活にそぐわないと机上の空論で終わってしまい、肝心の効果が期待できず何の意味もありません。

ですから、日常の中で出来る範囲で理想に少しでも近づけることができれば十分だと思います。あまりストイックな目標を設定するのは現実的ではありません。


ヨガをするのも、整体を受けるのも良いと思いますし、もちろん病院で薬を処方してもらったほうが良い場合もあるでしょう。また生活習慣を変えたり、環境を変える事も”Holism”の視点から見ると治療の一つの手段だと言えます。


様々な選択肢から柔軟に、自分にとって最適な方法をその時々で選んでいけば、体とより上手に付き合っていくことが出来ると思います。